教育ITソリューションの宝庫!教育ICT展の概要や会期をチェック

国内の代表的な教育ICT展をご紹介!

教育ICTの展示会は、「ICT機器」の製品展示に留まらず、「学校業務支援」や「教材・教育コンテンツ」「eラーニング(e-learning)」「セキュリティ」「プログラミング教育教材」まで、幅広い分野の製品やサービスを一度に知ることができる絶好の機会です。
社会の大学改革やグローバル化などに対応する人材の育成には、学校のみならず、塾や専門学校まで“教育”に関わる機関のICT投資がますます盛んになっており、展示会の数も出展社の数も年々増え続けています。
それぞれ、代表的な教育ICTの展示会の概要や会期、会場の様子などをご紹介しましょう!

(第9回 教育ITソリューションEXPO 富士ソフトブース)

(第9回 教育ITソリューションEXPO 富士ソフトブース)

教育ITソリューションEXPO

“教育分野で日本最大の専門展”と謳われる「リード エグジビジョン ジャパン株式会社」が主催する展示会で、通称“EDIX(エディックス) 東京展”と呼ばれています。
第1回は、スクール・ニューディール構想のあった2009(平成21)年以降、毎年5月に東京ビッグサイトで3日間開催されました。前回の2018年には、関東や東北だけでなく全国各地の大学、教育委員会、小・中・高校、塾・予備校、専門学校などから導入決定権を持つ方々が32,253名来場(主催者発表)しました。
会期初日の5月16日(水)には、「全国ICT教育首長協議会」も同じ会場で同時併催され、EDIX東京展を視察する「展示会視察ツアー」や「特別企画 首長サミット」も実施された模様です。このサミットでは、同日に文部科学省より発表された『教育ICT化に向けた環境整備5か年計画』の地方財政措置をいかに自治体で実行するか、についてのシンポジウムが開かれました。

第10回となる2019年の「教育ITソリューションEXPO」は、東京オリンピックの影響によって、新しく新設される「東京ビッグサイト(青海展示棟)」で6月に開催。出展社は約400社、35,000名の来場が見込まれています。

本展示会の参加には、無料招待券が配布されていて、ウェブサイトから申込むことで招待券を入手することができます。郵送に日数を要するため、早めの申込みがオススメです。

教育ITソリューションEXPOには、富士ソフトのみらいスクールステーションも第4回から出展。
毎年、入場いただいた多くの方に製品を体験いただいています。EDIXにお越しの際には、富士ソフトブースにもぜひお立ち寄りください。

第9回教育ITソリューションEXPOに出展しました!!

関西 教育ITソリューションEXPO

EDIX東京展から派生して、2017年に誕生した教育ITソリューションEXPOの関西版(通称:EDIX関西)です。インテックス大阪で毎年11月に3日間開催されています。主催は、東京展同様にリード エグジビジョン ジャパン(株)が担っています。
第1回は、EDIX東京展と同様に、全国各地の大学、教育委員会、小中高校、塾・予備校、専門学校などから導入決定権を持つ方々が3日間で9,842名が来場(主催者発表)。第2回は、270社の出展、13,000名の来場が見込まれています。
みらいスクールステーションは、安川情報システム株式会社のネットワークセキュリティ アプライアンスサーバー『NetSHAKER W-NAC』と連携します。1回目のEDIX関西では、安川情報システム株式会社のブースで出展させていただきました。

本展示会への参加は、東京展同様に無料招待券が配布されています。早めのお申込みをオススメします。

関西 教育ICT展

2016年に1回目の開催を迎えた、「教育市場を活性化する西日本最大級の教育ICT展示会」です。
インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)を会場に、毎年8月上旬の木曜日・金曜日の2日間にわたって開催されています。
主催は、一般社団法人日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)、一般財団法人大阪国際経済振興センター、テレビ大阪(株)、(株)テレビ大阪エクスプロが担い、後援は総務省、文部科学省、経済産業省をはじめ、主に関西圏の教育委員会や専修学校、私立学校、幼稚園の連合会が名を連ねています。
テレビ大阪系列の会社が主催していることもあり、メディアを効果的に用いた集客告知が行われているのが特徴です。
出展社も領域も幅広く、eラーニング・ソリューション、eラーニング用教材/コンテンツ、 ラーニングプラットフォーム(LMS)、モバイル・ラーニング、 デジタルラーニングメディア、タブレット端末やスマートフォンなどによるセミナー/講義収録、遠隔講義、テレビ・Web会議システム、 反転型研修、MOOC、学習履歴、教育用ハードウェア、タレントマネジメント、 ゲーミフィケーション、EdTech、ポートフォリオなど、最新のICT機器を取り扱うメーカーが一堂に会しています。
本展示会への参加は、主催者のホームページ上で申込みすると即日登録が完了し、無料で参加することができます。

みらいスクールステーションも、第1回から毎年出展しています。
多くの来場者に、家電のリモコン感覚で操作できる教育ICTをご体験いただいています。
教員の皆様など、実際に現場で教育ICT機器を使われる方は、ご来場の際にぜひ、富士ソフトブースに足をお運びください。

2018年の関西 教育ICT展に出展しました!!

関西 学校施設・サービス展

「学校施設・サービス展」は、学校施設ソリューション、教室設備、学校用品、防犯・災害対策用品などが展示される西日本最大の学校・教育機関向け総合展。リードエグジビジョンジャパンが、教育ITソリューションEXPOの東京展と関西展の両展示会と同時に併催しています。
公共施設の老朽化対策の課題が国内で顕在化していますが、学校も例外ではありません。限られた財源の中で学校の長寿命化を図り、魅力を高めていくためには、教育ICTの整備以外にも学校の様々な設備を更新/導入する必要があります。不審者等に対する防犯セキュリティ対策の強化、近年の自然災害発生時に学校が避難所になる際の災害対策全般まで対応するために、教育関係者や自治体関係者の間では本展示会への注目が高まっています。

本展示会では、教育ICT関係の出展社とは一線を画し、「学校施設ソリューション」「教室設備」「学校用品」「防犯・災害対策」「学校向けサービス」まで、学校を取り巻く設備関係の出展社が多く来場されている模様です。

参加には、EDIX同様にウェブサイトで無料配布されている招待券を提示します。主催者ホームページから早めにお申込みすることをオススメします。

まとめ

教育ICT展は、その数も規模も年々拡大しつつあります。
教育ICT展は、どちらかというと「出展社メーカー」が主体となっていますが、「学校の先生」が主体となる機会として「NewEducationEXPO(主催:内田洋行/開催:毎年6月)」や「教育の情報化推進フォーラム(主催:日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)/開催:毎年3月)」」などもあります。
このような場所にも、教育ICT製品が同フロアに展示されていて、様々な機器の操作を体験することができます。
展示会は、常に最新のICT製品情報を一度に収集することができ、数多くの製品を比較検討できる絶好の機会なので、常に足を運んでみると良いでしょう。

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