廊下のテレビにも連動して表示する様子
取材に応じて頂いた 釘田 校長
私が当校の学校教育において重視していることは、「子供が安心安全に生活できること」、「子供ひとりひとりの確実な学力定着」であり、耳からの情報が制限される子供たちにとって、視覚的な情報によってそれを補っていくことは、特に重要な要素だと考えています。このシステムは、緊急時に校内のテレビが使用中・スタンバイ状態に関わらず、電源が自動的に立ち上がって情報が通知される点、シグナルタワーやIP電話などのICT機器
と連動して一斉操作できる点に特長があります。これは子供のいのちを守るために望んでいたとおりの機能です。また、”日常の教育活動においても汎用的に使える”という点も魅力のひとつです。日頃から簡単に使えるからこそ学力の定着やICT活用につながり、緊急時にも十分にその役割を果たしてくれることに大きな期待を寄せています。
みらいスクールステーションは、安心安全、子供の成長という両面で、私共の願いに応え続けてくれることを確信しています。子供たちの豊かな心を育み、子供ひとりひとりの可能性を大きく開花させるための教育ツールとして、効果的に活用し、聾学校における新たな教育事例を作っていきたいと思います。