校内LANと大型提示装置を有効活用
校内LANで配信する校内放送システム
校内LANで配信する校内放送システム
全校朝礼やお昼の放送、学校行事のライブ中継をメインに活用されている校内放送システム。
最近では、新型コロナウイルス感染症対策として、校内の密集回避の手段としても注目が高まっています。
みらいスクールステーションは、より安全で便利な学校教育環境の整備手段として、校内LANと大型提示装置を使った校内ライブ放送機能のご利用を提案しています。
みらいスクールステーションには、2つの情報配信機能があります。
1つ目は、「ビデオカメラ映像を配信する校内ライブ放送機能」です。
ビデオカメラだけでなく、DVDプレーヤーの映像も配信いただけます。(※)
2つ目は、「画像や動画を配信する電子掲示板機能」です。
いわゆるデジタルサイネージシステムの機能が備わっています。
テレビやプロジェクターをインフォメーションモニターとしても有効活用できるわけです。
教室のテレビやプロジェクターにメディアボックスを設置すれば、ノートパソコンだけでは実現できなかった
一斉放送やお知らせ画像を配信することができます。校内放送の同時録画にも対応しています。
大型提示装置の電源がOFFになっていても、校内放送や画像配信があったときには自動電源ONで表示。教室側に受け待ちの必要はなく手間が一切かかりません。
※ビデオカメラの配信には、HDMIキャプチャ機器。DVDプレーヤーの配信には、アナログキャプチャ機器が必要になります。
※著作権者から利用許諾を得ていない著作物をコンテンツとして利用した場合、著作権侵害となる恐れがありますので、十分ご注意ください。
スクールニューディール構想や地上デジタル放送への切り替えがあった、約10年以上前の校内放送設備は、
テレビ共聴ライン(同軸ケーブル)で配信するため、OFDM変調器やAV調整卓を活用して、大がかりな放送設備になりがちでした。さらに、放送を視聴するためには「デジタルテレビ」が必要だったため、テレビ共聴ラインの入力端子やチャンネル切り替えを持たないプロジェクターでは視聴できないという課題がありました。
GIGAスクール構想で校内LANの整備が進む現在では、大型提示装置(電子黒板)もプロジェクタータイプも普及するなど、教室の学習環境は多様化しています。
このような場合は、校内LANで配信する校内放送システムの導入をご検討ください。IT技術の進展と共に、
校内LANだからこそできるようになった魅力が沢山あります。
※「同軸ケーブル方式とLAN方式。2つの校内放送システムの違い」は、以下のコラムで紹介しています。
こちらも是非、チェックしてみてください。
ビデオカメラで撮影する映像を、校内LANを介して一斉ライブ放送をする機能です。
お昼の生放送のほか、学校行事、クラブ活動の様子を校内のサテライト会場に配信することが可能です。
学校行事をパブリックビューイングのように生中継いただけます。
教室での授業や学校行事等に校内ライブ放送機能をご利用いただくことで、多人数を1か所に集めずに分散させることが
でき、密閉・密集・密接の「3つの密」の重なりを回避することができます。新型コロナやインフルエンザ対策の分散授業や全校朝礼、各種発表会など新しい日常シーンにご利用いただけます。
低予算で即導入できる「校内ライブ放送スターターパック」提供中!
予算に合わせた段階的な拡張整備をご提案しています。
日常連絡や業務連絡、動画番組データ、学校案内や交通情報の配信まで、用途は無限大。豊富な文字入力テンプレートに
加え、動画や画像ファイルの送信も可能です。校内LANと大型提示装置とメディアボックスの組み合わせにより、デジタルサイネージとしてご利用いただけます。
・文字情報に加え、動画や画像も配信できる。
・スケジュール配信にも対応
・マルチ画面分割配信
・電源ON/OFFも一元管理。教室では電源操作不要。
気象庁の「緊急地震速報」や消防庁の「全国瞬時警報システム(J-ALERT)」と連動し、緊急情報を自動配信。
いざというときにも役立ちます。学校が避難所となる際には、配給情報や安否情報などを避難者に対して一斉配信できる
ため、情報の聞き逃しや見落としのリスクをなくし、運営管理者の負担も軽減します。
学校の音声放送設備と、みらいスクールステーションを連動させることができます。
チャイムやスピーカー、ワイヤレスマイク、アンプで知られるTOAの非常放送設備を組み合わせることで
非常発生をスピーカーとデジタルTVでお知らせします。聴覚・視覚に障害がある方へも配慮した安心安全な
施設空間を提供します。
インターネットや端末といった教育ICT機器の普及により、教室でテレビ民放放送を視聴する機会が減り
ました。校内放送システムは、老朽化が進むAV調整卓やOFDM変調器、アンテナ、ブースターといった
大掛かりな工事や準備を必要とせず、校内LANとデジタルテレビ、プロジェクター、ビデオカメラといった
身近な製品・機器で構成されています。 みらいスクールステーションの校内放送システムは、校内LANを
介し、ビデオカメラで撮影している映像を配信先である複数のテレビやプロジェクター、電子黒板へリアル
タイムに配信。従来の校内放送設備は配信元が放送室、配信先はテレビだけに限られていましたが、これからは
普通教室・特別教室・廊下・体育館・講堂・校庭など、校舎の校内LANに接続できる場所ならどこからでも
ライブ配信できます。そして、プロジェクターにも流せます。
また、ライブ配信中のテロップ表示やリアルタイム録画ができるのも特徴のひとつ。簡単操作で先生の方の負担も軽減します。外部で撮影した映像を教室で視聴し直す、といった活用事例もあります。
みらスクの“見える”校内放送システムは、
多くの学校で活用されています。
教育や教材のデジタル化、情報化により、教員による利活用だけでなく、児童・生徒が自主的にライブ中継を
放送したり、録画した映像やデジタルコンテンツを制作・編集し、教室に設置したテレビに配信するケースが
増えています。 お昼には学校ニュースや委員会からのお知らせ、朝会や集会での校長挨拶を教室で視聴する
ほか、運動会などの学校行事を各教室にライブ中継するなど、多彩な事例があります。
校内放送設備がLAN方式になることで、配信するPC側の操作でテロップ編集や配信先の指定ができるほか、
教室の受信機を通じてテレビやディスプレイ、プロジェクター、電子黒板の電源ON/OFF管理まで一元的に制御できます。
音声放送は広い範囲に情報を届けることができる一方で、聞き逃しや聞き漏れ、誤認を招く恐れがあります。
これを映像で補足することで、より確実に情報通知を行うことができます。病院やイベントホールなどでは
壁掛のモニターが常設されており、デジタルサイネージとして特定のチャンネルに情報が表示されています
これが学校の場合となると、常にテレビ電源をつけて同じチャンネルを表示させておくわけにはいかず、
非常時や緊急時の情報連絡を映像で表示するのが困難であるため、校内LANの方式による自動電源ON/OFFの
機能が重宝します。
2014年4月より改正消防法が施行され、建物の防災力強化が重要視されるようになりました。同時に、
非常放送時も緊急地震信号受信により自動的に非常放送が表示され、緊急地震放送が可能な放送システムの
製品化が必須となりました。
校内LAN方式では、気象庁による「緊急地震速報」や消防庁の「全国瞬時警報システムJ-ALERT」と同じ信号を
映像放送システムのサーバーが受信することで、注意を促す警告・警報を全校・全館のモニターに自動で一斉
配信することが可能です。同システムは、校内LAN回線を活用することで火災報知器やIP電話といった施設内の
様々な機器との連携も実現しており、学校における防災業務をサポートし、自動的に地震・火災といった危険の
回避を報せる機能を担っています。