導入に携わった 宮川先生
校内放送も、大切な連絡手段
みらいスクールステーションは、アナログテレビ放送設備が老朽化したことがきっかけで導入しました。校内LANにつなぐメディアボックスは、校内映像放送とICT授業の両方に活用できることに驚きました。放送利用では、最初は新年度の新任教員挨拶で使用しました。毎日、日替わりで先生が手品等の持ちネタを披露していくことになったのですが、子どもたちも「あの先生の登場は、まだか」などワクワクしながら視聴していたのが印象的で、学校全体が盛り上がりました。この放送設備は、放送委員会の学校ニュース配信のほか、インフルエンザシーズンなどで全校児童が集合できない時の集会、各委員会からのお知らせ放送などで有効活用しています。
一方、授業利用では、「教材データのファイル共有」ができるのがうれしいですね。「あの地図データと問題を入れておいたから…」といった教員間での同じやり取りが増え、どの教室からもファイルを呼び出すことができることもあり、学校業務の負担軽減の効果を実感しています。変わった利用方法だと、体育の踊りの振り付けを予め撮影してサーバに保存すると、教室で子どもたちがそれを視聴しながら何度も練習している光景が見られるようになりました。
みらいスクールステーションの導入によって、大きな地図やパソコンの教室への持込が無くなり、手間が減りました。しかも、操作はリモコンで簡単。動作もつまずきがなくスムーズでサクサク動く。さらに、授業と放送の両方で使えることもあり、毎日のように使っています。